2018年11月



11月4日

迫田監督の話つづき。


──浜田君のときは「愛媛から来てホームシックだったので、
早めに投げさせて野球を面白くしてやらんといかん」というお話を見ました。

あいつは二日目に「帰りたい」と言いましたからね。
私はその気になっとるんじゃと思ってましたからね。話ししたら「帰りたいです」 
いやーこれは困ったなあ思うて、一週間ぐらいでゲームに出したんじゃないですかね。

──力はあったということですか?

力はあったですね。まあベンチおるよりも試合に出た方が。
それよりボール拾いゆうたらもっと嫌じゃないですか。
試合でても面白くない言うたらそれはしょうがないですよ。

──島崎君のときはどういういきさつでしたか?

やっぱり技術的なものを持っとって、精神的にあれせんですよ、動揺して打てんとかじゃなしに、
力的なものが1年生からあったから私は心配したのは体力の方で、甲子園で延長3試合をやって、
もう疲れですね。4試合目に3つぐらいエラーですよあれが。

──他に1年生が入ってすぐ使いだした選手はいますか?

この前の持田もそうです。持田は1年から3番打ってましたよ。それで打ちよったですね。
まして島崎と違って脚力がありましたからね。

──Bチームの中でレベルやグループを分けて練習をしていますか?

それはないですね。Aチームの中であってもBチームはあくまでもBチームですね。
ポジションによって違いますけどね。ピッチャーはまた特別、違うあれを持ってますからね。
そのチャンスがあったら使うだけのものはありますからそういう見方をしてますね。
野手としたらそこまではないですね。 ただBでどんなにできたからといって
Aでそんな力を出せるかと言ったらまず難しいですね。

──ミーティングはAチームとBチームで内容も違いますか?

同じ話を内容を変えるということはないですね。AとBで違う話をすることはあります。

──違うとすれば求めるレベルが違うとか。

そうですそうです。なるべく今は少ないです人数が、Aチームの。
さっき呼んであれしてお菓子食べさせたのも12名です。
話をしても全員に話をする場合いうたらよっぽどのことで、
人数少なくして話をせんと 分かってくれんですね。

──大人数だと自分のことじゃないと思ってしまうと。

大工仕事なんかは今取り付けるだけとか、かんなとか切ることとかそれは全部機械でやるそうですね。
自分でかんなをかけることがないそうですね。何年もかけて職人を作ったとかもうないんじゃないですかね。

──体力やセンスの問題で練習についていけないような選手はどう扱いますか?

本人がダメじゃ言うたら、こっちで決めるわけにはいかんですからね。
ダメじゃ言うたら辞めるかそのまま自分で特別な練習をささにゃあしょうがないですね。
それをやってどうこう言ったってそう簡単にはいかんと思いますね。無理です。

(練習している選手をさして)これ一年生です。1年生言うたら3・4人投げるぐらいです。
心配なのは体大丈夫ですかということですね。だからフォームなんかも今は全然いらわないです。

──練習についてこれない選手は放置と言うか、本人次第にするんでしょうか?

そこらのあれがうちではすごい練習しとるわけではないですからね。
それについてこれんゆうて病気になったりしても困りますからね。
そういうなのが素材が良くてどうこうゆうことは絶対ないですから。
結局体力的じゃなくてどうしようもないという奴ですからね。
自分でできなかったらちょっと考えなさい。
その人に合わせてみんながやるわけにはいかないですからね。

今まで 2・3人いましたけどやっぱり辞めましたね。
いつ戻ってきてもええから、それで自分のやりたい練習があったらやっていいから。
だけど無理をしてみんなと合わせてやろうとしたら体を壊すからそれはやめたほうがいいですゆうて。

我々の時代ゆうたら軟式からあれしても一回りぐらいは投げよったですからね入ってすぐ。
硬球なんて触ったことないですからね。今は硬式で入ってきて3・44人投げたら交代で、
でもそれは投げる経験を積むゆうのは全然違いますし。
自分でいいと思っても打たれとったらもうちょっと考えにゃいかんとかなってきますから。







11月11日

迫田監督の話つづき。


── 一か月後にチームはこうなっているだろうなというイメージを持ってされていますか?

そうですそうです。2年ぐらい先まで、大まかに言えばね。
あれしながらピッチャーをこうしてやっていこうとか、キャッチをこういうふうに作ろうとか。
それでもってものすごく変えよります。この5月の28日ですか、またキャプテン変えてこうしたと。
内容的にレフト降ろして、ピッチャー降ろして、これをピッチャーにして、ライトを一人変えて、そういう形かね。

──イメージ通りいくことはあまりないですか?

やっぱり難しいですねそれは。今の中でイメージ通りやるゆうたら結局ね、何をどうこうゆうたら、
選手がね、やってくれるということです1番は。それをやってくれるようにするのが1番です。
だからかね、金光の時代はそういうようなことが、
例えばあれしとるのが8月1日から江川対策で、スクイズを空振りして点を取る練習を毎日1時間。
そしたらある方が「監督これ選抜決まっとるんですか」「決まってないですよ」
「夏はどうだったの」「3回戦で負けました」 

そのチームを8月1日からセンバツで江川と当たった時にどうするかの練習を1時間するんですからね。
だからそれをやったって結局、ビデオなんかがあったら江川のボールを見せることができるんです。
ビデオもないんですよ。だから江川という凄いピッチャーがおるとスカウトの人に聞いた。
それを我々のチームはバントもできんのじゃと。スクイズができるんじゃったらスクイズをする。
それすらできんピッチャーかもしれん。だからこういうふうなあれしよう。
今の子に8月1日から春のセンバツの練習をしてもできないですよ。アホらしくてやらないです。

このピッチャー変化球大分投げれるようになったんです。
あの子は硬式なんです。この子は軟式なんです。
軟式いうのは絶対にあれなんです、手首が柔らかいんです。
ボールが凹むからそれが硬くなるのが6月ぐらいです。ボールが行かんようになるんです。
その間待ってあげにゃいけんです、投げれるようになるまで。そうでないと肩肘を壊すんです。
昔は硬式がなかったじゃないですか。今は硬式があれしてるけど。どうしても肘を壊す選手が多かったです。
そこらのところを今わかっとるようでわかってない人が多いです。

だから軟式で投げていい奴は4月頃はすごいいいボールが行くんです。
それが6月頃になって行かんようになるから、無理に投げさせたりしてダメにするんですね。
中学の部活を引退したら秋から早く硬球を持って投げとかないといけんのんですよ。
やってないのはほとんどです。やってないから入って
こんなことないはずじゃゆうてやりすぎてダメになるんです。

──メンバーをガラッと変えた時はその度にチームの完成形は変わりますか?

それは多いですね。それはでも良くなるためにやるんであって、
例えば今のキャッチは私は全日本の選手にでも入れたいとか、
こん中で甲子園で通用する選手は何人おるか、そういうことを考えて、
あーやっぱりダメだった、あれせにゃいかんとか、色々こうよくなるように考えとる形であって、
悪いからしょうがない代えるということとは違います。あくまでも良くなるようにあれする。
一番のあれは全員が私と同じことをやろうと言うてやってくれることですね。







11月18日

赤子は4カ月になり元気です。

首はほぼ座っています。
すでに21時から7時まで寝たりします。
顔を見ると笑ってくれます。
まだ人見知りがなく他人にも笑って愛想がいいです。
高い高いは喜びますが重いです。
野球中継を観て高い声を出します。

はてなブログは1日80〜200の閲覧があります。
主に「恋愛 段階」などで検索した人が来ます。







11月25日

何人かの主婦が
「赤子の泣き声で何を要求しているか分かるようになる」
と言っていたのですが、
総合的な情報で分かるようにはなります。

まず時間です。
前回の授乳、おむつ交換、睡眠から何時間経っているか。

次に挙動です。
空腹、おむつが不快、眠いで挙動が違います。

抱っこしてほしい、構ってほしいは
上記外で放っておいて抱っこして泣きやんだらこれです。

「今度泣くとしたら理由はこれだな」「泣きやまなかったら次はこれだな」
という見当を事前に立てれるようになったということです。

録音した泣き声を聞かされても要求は分かりません。





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